クチート使いの随想録

徒然なるままに

S14使用構築

メモ的な

 

-構築経緯-

確定枠のクチートはじゃれを外すと負けに直結するのでそのリスクを0にするためにアイヘクチートと七世代で最も信頼しているトリル始動役のABミミッキュからスタート

クチート ・ミミッキュ

じゃれ→アイヘにすることでギャラ・ラグ・マンダ・ルカリオ・バシャ・(トリル下)リザX等に明確に不利を取るようになったので水タイプや(対面的に)リザに強く汎用性の高い二枚目のメガとしてねこふいガルーラを採用。ガルーラを採用したので有名な並びである呑気ランドを後攻とんぼからの対面操作がクチートとの相性もいいと感じたので一緒に採用

クチート ・ミミッキュ ・ガルーラ ・ランドロス

次にクチートを使う上で催眠対策は必須と感じたのでその条件を満たしつつ上記のポケモンが誘いやすく辛い地面やドランに圧力をかけることのできる水Zレヒレ、これら五体のポケモンの範囲とグロスに弱いことを考えてスカーフヒトムを採用

クチート ・ミミッキュ ・ガルーラ ・ランドロス ・レヒレ ・ヒトム

最後に相手の水タイプが重く、ランドの選出率が著しく低かったのでまず単体性能が高く切られ気味な岩封陽気ガッサを採用したが、パワーが足りないのと様々なガッサ対策を前に腐りがちで、全体的にマンダが重かったので襷岩封マンムーを入れて最終的な構築とした

クチート ・ミミッキュ ・ガルーラ ・マンムー ・レヒレ ・ヒトム

 

 ‐個体詳細‐

クチート@石 意地hAS

威嚇→力持ち

ふい+アイヘ+剣舞+叩き

最初はHAで採用していたがドヒドムドーに普通に負けたのでSを振ったところ多くのガルドカグヤポリ2の上から動けて悪くない使用感だった。ただ総合耐久が著しく減るので扱いが難しく、この構築では結局のところヒトムでオバヒをよく打っていたのでそれならじゃれつくを採用してクチートの汎用性を上げた方がいいのかもしれないと思った。アイヘの利点は命中安定のほかにバナバレルクチートに対して等倍一致高火力を出せるところ

 

ミミッキュ@ミミZ 意地HAb

化けの皮

じゃれ+呪い+トリル+影打ち

Bを削ってHP161で採用していたが恩恵を受けた記憶がないので普通に従来のABでいいと思った。今まで対ギャラに怯み以外安定して勝てていたのがアイヘやアクテで少なくない数の試合を落としてしまったので怪しくなった。また、地面に対する崩し枠がZを持ったレヒレであるためトリルを絡めた戦法を取りたい場合やゴーリがいるとき以外の選出率が著しく低かった。ゴーリに関しても以前より呪い一点読みでまもらず零度を打ってくる相手が多くなった印象

 

ガルーラ@石 意地HAs(S125)

肝っ玉→親子愛

ねこ+ふい+やつあたり+炎p

最初はミミッキュのトリルと合わせて高火力が出せる捨て身とコケコに対してZ+反動で死なずにワンパンできる地震を採用していたが、あからさまに対ナット・ハッサムカミツルギ・カグヤに打点を持てて火傷のチャンスがある炎pの方が強かったので上記の技構成に落ち着いた。ねこふいの縛り性能が高くガルーラ自体の耐久も高かったのでクチートとは違った強さがあって楽しかったが、増加傾向にあったと思われる様々なゴツメ持ち(サンダー・ランド・スイクン・その他知らないポケモン)に阻まれるのが辛すぎたので最適解ではなかったように思える

 

マンムー@襷 意地AS

厚い脂肪

つらら+地震+岩封+礫

意地特化による高火力を準速80族というSラインが準速70族付近(ガッサ、レヒレ等)に対して上から殴れる素早さを保ちつつ放てるのが強く、裏に置いて最後にマンダを狩ってくれたりと変更して正解だと思ったが、ミミッキュに対して弱いのが難点

 

ヒレ@水Z 控え目hCS(S124)

ミストフィールド

ドロポン+ムンフォ+こごかぜ+瞑想

最初は準速で使っていたが上から殴られるとあっけなく死んでいく場面が多すぎたのでSを最低限まで落とした。レヒレ水対面ムンフォ読みでグロスに引いてくるプレイングが多かったのでそこに水Zを合わせると強く、前のめりな構築に対しては有利対面を作ることができれば圧力が凄まじいことに気づいた。また、ミストフィールドも強く、コケコと違って後続のポケモンを毒や火傷からも守ってくれるのが偉かった。ちなみにSラインがガルーラと1しか違わないので同時選出してS判定にも役立った

 

ヒトム@スカーフ 控え目CS

浮遊

オバヒ+ボルチェン+めざ氷+トリック

強いのか弱いのかよく分からないポケモン。構築的に初手によく投げていたが相手の初手の行動次第で爆アドを取れるか大きく後手を取るかの二択が発生してしまうのでレートが安定しない最大の原因になってしまったように思える。トリックは刺さる場面は強いが読み間違えると負けに直結し、スカーフヒトムはすぐ起点になるため基本的には引けないこの構築においてはとてもトリッキーで扱いが難しかったように思える

 

‐総括‐

連勝か連敗のどちらかといった具合でレートが安定せず、最終日になってヒトムに対する相手の初手の行動が微妙な割合でばらけてしまったため対応できなかったのが大きな敗因として考えられる。構築全体としてテテフやカミツルギに多くの場合2:1で倒すことを強いられたため、非常に辛い印象だった。また、スカーフヒトムを採用したことで中途半端に前のめりな構築になってしまったので構築作りの大きな反省点だと感じた

最後の最後クチートの使用感が思ったほど悪くなかったので今後アイヘ型を上手く組めることができればと思う