クチート使いの随想録

徒然なるままに

【USUM‐S10最高最終2135(10位)】ノアグロクチート

 初めましての方は初めまして、そうでない方はお久しぶりです。今シーズンTNリリスで潜っていたノアです。ソシャゲ課金を通して膨れ上がるリボ払いに苦心する日々にさよならを告げるため、再びコスパ最強ゲームを手にしました。SM最終シーズン以来のレート対戦となりますが、いい結果を残せてよかったです。

 以下敬体→常体

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【構築経緯】

 久々ということもあるが、構築を一から組む脳がないのでS9の中から使い勝手が良さそうなクチート軸を見つけ、参考にした。

【USUM】シーズン9使用構築 アグロクチート【MFR2166-12位】 - Altaria

 クチートと純粋に相性がよく強いミミギャラは確定で、最初はゲッコウガに代わる先発要員として催眠対策枠でもあるコケコにシュカを持たせ、コケコやテテフに強い襷ドリュ@1で組み始めたが、コケコに襷激流ゲッコウガ程の初手性能、技の通り、安定性がなく連戦連敗したので、結局ドリュウズを抜いてゲッコウガを入れた。@1の枠は最終的には元記事と同じくガッサになったことで並びが丸々一緒になったが、最初はクチートが炎牙ではなく雷Pを持っていたため、ナットハムツルギを見る枠として両刀マンダ→珠ニドクイン→ヤケクソになってボックスにたまたまいたから入れた珠フェローチェ→スカーフガモス→両刀メガガブ→めざ炎ポリ2といった具合に最後まで悩み続けた。

 

【個体解説】

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 火力を削りたくないのと総合耐久を上げるためにHAぶっぱ。余りはBDに振っても変動する乱数がほぼないのでSに。(一応B4振りでガブやメガギャラの地震の乱数が変わるぽい)
 技構成はふいうちは確定で、最初はじゃれ→アイヘ、牙→雷Pだったが、構築的に命中安定だが範囲が狭いアイヘより命中不安でも範囲の広いじゃれつくの方が圧倒的に強かったので変更。雷Pに関してはドヒドを見たり、トリル下においてじゃれ+雷Pでリザを両対応できる強みがあったが、ナットハッサムカミツルギに対して刺さりの悪い@1のポケモンの選出が強要されるのと、クチート自身がエレキフィールド下でバレルを押し切ることができない問題があったため牙に変更。ラストはポリカビに有効且つ汎用性の高い叩きに収まった。
 本構築はクチート一メガなため選出率が99.9%ぐらいあるが、実際ふいうちを打てるというだけでも腐りにくく、Z技という逆風が吹きつつも七世代最強ポケモンと名高いミミッキュに対して強めなのが嬉しい。今シーズンは最速リザが増加傾向にあったため他で削ったり交換際の叩き+ふいで縛れる動きがし易くなったのも大きい(鬼火がそこそこいたので後出しリザに対してはゲッコウガバックしていたが)。しあん(NN)ちゃんかわいい。

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 呪い二回で退場できるようHPを偶数にしたABミミッキュ

 個人的に六世代では無難に強かったが七世代では中途半端で弱いという印象付けがなされてしまったHCポリ2に対し、耐久振りミミッキュは安定してトリルが貼れる上に強力な退場技を持ち合わせているクチートにとっての新たな救世主だった。今シーズン爆増したゴーリにキレつつも高勝率を収めれたのはすべてこの子のお陰と言っても過言ではない。テクスチャーポリZや壁展開に対しても、皮+トリル+呪いというのが大きな助けとなった。また、構築的にマンダを順当に見れるのはクチートとこの子だけで、マンダを重く見たりコケコ入りに対する切り返しを重視した場合積極的に選出した。

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 最速グロスがまったくいなかったのもあるが、火力重視の控え目CS。

 技構成は通りがいい命中安定最大火力のなみのり、ガルドグロスゲンガーに打てる悪波、ミミッキュの皮を破ってクチートに繋ぐことのできる蜻蛉、処理や削りとして優秀な手裏剣で完成されている。

 先発安定の名は伊達ではなく非常に強力なポケモンだが、型を一点読みしてくる相手も少なからずいて、テンポをリード出来なかった場合は苦戦を強いられた(めざ氷や結び、自然の怒りから入ってくるコケコ等)。もっとも、無振りコケコなら通常なみのり+手裏剣三回でほぼ落ち、仮に二回でもクチートのふいうち圏内に入る。

 ゲッコウガの強さは何をしてくるか分からないという面も含まれるため(この型は特にそう)、今後もし一点読みが多発するようならばかなり厳しいかもしれない。

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 調整は↓から

【S7使用構築】カバマンダ【最終2155】 - 月曜日は自主休講

 S最速ゲッコ抜き、BDはめんどくさくてCに振った。

 最初は瞑想の枠は草結びだったが、主な対象であるカバやマンムーがいたらゲッコウガの方を投げ、最終的にガッサも入ってきたのでポリ2に対する抵抗と汎用性を考え変更した。そのためシュカは主にランドピンポイント気味になったが、ランドに対して居座れるのはとても使いやすくてよかった。副産物としてマンダの地震フェローチェのライナー、サイクルで少し削れてもグライの地震を受けたりできる。ただ、このポケモンは過信できるほどのポテンシャルがないので、相手の構築にバレルやガッサ、ビビヨンがいる時かドヒドグライムドー系以外にはよほど刺さりがよくない限り選出するようなことはしなかった。正直封じから入るランドはもれなく次ターンステロを撒いてくるので結びを切ったこの個体が耐久調整をする意味は果たしてあるのかどうか疑問ではある。

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 AぶっぱS+1で最速ゲッコ抜き余りHBD

 最強ポケモン、本構築のMVP。クチートに抜群で入る地面を無効にし、炎を半減で受ける上に威嚇も撒けるといった具合にとても相性がいい。ヒコウZの通りの良さ、竜舞後の火力の高さには目を見張るものがあり、襷激流ゲッコウガが苦手とするレヒレに対してもムンフォが二発受かるため後出しから舞っていける。もちろんヒコウZは読まれるのでHPがある状態ではいかに身代わり、余裕がない場合は滝か竜舞と合わせて隠していくかが肝心となる。

 難点は意地なため一舞で130族を抜けないこと。あとこの調整だとゲッコウガ抜きコケコと同速になるので最悪中の幸いを拾えるよう129まで振ったほうがいいかもしれない。

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 最後まで悩んだ枠。

 クチートの雷Pを牙に変えたので、ドヒド入りの受けサイクルやクチートに一任していたカビポリを崩せるよう剣舞ガッサを採用。襷は取られているので珠を持たせ、少しでも出オチのリスクを減らせるよう最速を取った。実際珠を持たせるなら陽気でも火力は十分足り、ロップやルカリオは確定、有名なミミの剣舞霊Z耐えのナットは剣舞マッパで飛ぶ。だが実際は封じも襷もないため相手のグロスマンダリザゲンガーに極端に弱く、使用率の高いテテフレヒレミミッキュに対しても選出画面だとS関係が分からないことから選出には消極的で、誘導枠としての性質の方が強かった。

 

【初手ゲッコウガに対して厳しい/めんどくさい相手の初手】

スカーフor耐久振りテテフ

水Zゲッコウガ、草結びゲッコウガ

ジャローダ

鬼火/シャドボZミミッキュ(UTでクチートを出してしまうため)

ニトチャリザ

半分木の実コケコ

など

 

QR

https://3ds.pokemon-gl.com/rentalteam/usum/BT-3830-4676

 

【雑感】

 2000には100戦以内で達成できたものの、そこから一勝しかできず1900前半まで溶かして数日間も停滞し続けたのは精神的に辛かったが、最終日1918の状態から朝まで粘りに粘って2135に行けたのは本当に嬉しかった。S11もやるかどうかは不明だが、より上位を目指せるよう精進していきたい。

 質問等あれば@noahsylphまで。