クチート使いの随想録

徒然なるままに

【S4最高2044最終2034】背水ポリクチ

 最終日にef - a tale of melodies.を完走し、号泣したままコンビニでクレカ支払いでモンエナとビッグフランクを購入し、感動と悲しみと感慨とやるせなさを抱きつつ2022から潜るものの初戦から回線が切れ滅びの産声を聞く……

 

 閑話休題

 

 まず最初にクチート軸を組むにあたってZが猛威を振るう七世代ではクチートに介護役をつける受け出し半サイクル思考では非常に厳しいと思い、対面思考にシフトした。 

 結果クチートが嫌いな電気Zコケコを誘い殺せる襷アシレ+地面タイプや物理全般に強いトリルHBポリ2を軸に構成することになったものの、コケコのボルチェンに対して安定しなかったのと、イマイチクチートを活かしきれず一生低レート帯をウロウロしていたため、思い切ってクチートから離れ、↓の対面構築を使うことにした。

 S4使用構築 対面マンダマンムー:賢い可愛い - ブロマガ

 ↑の構築を使っていく内にHCポリ2とミミガッサの対面・単体性能、ポテンシャルの高さを改めて実感し、それを踏襲するような形で以下の構築を組んだ。

 コンセプトは、初手で勝ち、相手に先に二体目を出させてそのまま勝つ。

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 クチートクチートナイト 

 性格:意地っ張り 

 特性:威嚇→力持ち

 実数値:155(236)-150/172(252)-105/145-x-75/115-73(20)

 技構成:じゃれつく+ふいうち+剣の舞+炎の牙

 安心と信頼のS20振り意地HA。技は最強のじゃれふいを確定として残り二枠はポリクレセ等の指数受けを破壊し、裏も大きく削れる/倒せる剣舞、ミラーやナットハッサム等の鋼に打てる炎牙を選択した。

 Zの登場や麻痺のS1/2化といったような相対的な弱体化に加え、ふいうちの威力低下と色々向かい風に晒されることとなったクチートだが、ふいうちにさえ目をつむればその高火力は依然目を見張るものがあり、トリル下での制圧力は中々のものだった。

 本シーズンを通して理解できたクチートの大きな魅力は、ガルマンダグロスギャラ(バンギ)といったような主要メガ及びミミテテフに「じゃれつくさえ当てれば」対面で強く、そして裏のポケモンが受かりにくいことだった。

 最終日は300下にじゃれ外しで負けて髪の毛が無くなった。

 

 ポリゴン2@進化の奇石

 性格:控え目

 特性:ダウンロード

 実数値:191(236)-x-110-165(196)-124(68)-80

 技構成:トライアタック+10万ボルト+シャドーボールトリックルーム

 200テテフのPF下キネを3.1%切って二耐え、余りC(11n)。メインウエポン最強運ゲー技のトラアタ、ミミガルドゲンガーグロスに打てるシャドボ、クチートのサポート用のトリルまでを確定として残りはアシレスイクンレヒレといったクチートが嫌いな水タイプとカグヤに対して打点を持てる10万。

 自分はORASの頃からHCポリ2はずっとれいビ信者だったが、レヒレカグヤスイクンに打てる10万が本当に強く、ポリクチのポリ2の完成系の技構成だとすら思っている。コケコに対してもほぼ確実にCが上がり、トラアタで致命傷を与えられるためその初手性能の高さを非常に重宝した。ただしコケコのボルチェン→トラアタがあまり通らない相手が出てきたり、上からZのような動きで崩される恐れもあるため、ボルチェンが目に見えているのなら踏み込んだ行動をするべきだと思う。トリルのタイミングもなかなかシビアで、不意のZで確定数をズラされたり、相手の裏にカバが控えていたりするとなかなか難しい。ミミッキュの舞妖Zや舞じゃれ×2耐えはしないため、過信は禁物。

 ちなみにC↑10万で157メガクチートが71.1%の乱2。

 

 キノガッサきあいのタスキ

 性格:陽気

 特性:テクニシャン

 実数値:135-182(252)-101(4)-x-80-134(252)

 技構成:キノコの胞子+マッハパンチ+岩石封じ+タネマシンガン

 封じ後のゲンガーコケコやマンダを抜くことを考えたら陽気一択。意地だとミミ(皮非考慮)テテフが高乱3発で落とせるため好みは分かれるとは思う。

 最強行動保障ポケモン。襷を盾に封じで炎タイプを見ようとする時は選出画面にステロ撒きそうな駒がいる場合はミミッキュを優先しがち。カバ入りには積極的に選出する。

 

 ミミッキュ@ゴーストZ

 性格:意地っ張り

 特性:化けの皮

 実数値:131(4)-156(252)-101(4)-x-125-148(252)

 技構成:じゃれつく+シャドークロー+剣の舞+影打ち

 クチート軸から組み始めていたらクチートとのシナジーのためにトリルを採用していただろうが、間違いなくこの最もパワーが高いミミッキュの型が強い。クチートとの兼ね合いから鋼に対して役割集中を行ったり、ガルドや炎に対して忌憚なく打てるのを評価して妖Zではなく霊Z。ガル入りには選出を控えがち。

 最終日は300下にじゃれつく外しで負けて禿げた。

 

 ボーマンダボーマンダナイト

 性格:意地っ張り

 特性:威嚇→スカイスキン

 実数値:197(212)-178/189(52)-100/150-x-101/111(4)-150/170(236)

 技構成:恩返し+竜の舞+羽休め+身代わり

 H4振りミミッキュを恩返しで最低乱数以外1発、最速ガブ+1、余りH(奇数)とマンダがよく誘うポリ2がメガ前に対してダウンロードでC上がるのを極度に嫌って努力値を4余らせている(正直この構築はポリ入りには基本クチートを選出するのであまり意味はない)。技構成はクチートが嫌いなカバグライランドに対して強いみが羽竜舞。威嚇込みA197ランドの岩封を身代わりが確定耐え。

 相手の構築にバシャーモやガモスがいた場合積極的に選出する。大増殖したカバに対してはほぼ全員吠える/吹き飛ばしか氷の牙を持っていたため期待していたようなeasy-winはできなかったが、七世代最強のメガ枠と謳われるほどの強さはしっかりと持っていた(ガルドカグヤに押し勝ったり)。めざ氷バシャは犯罪(一応耐える)。ちなみに無振りウツロイドは二舞恩返しで確定、HB特化カバは四舞恩返しで81.3%の乱1。

 

 霊獣ボルトロス@カクトウZ

 性格:臆病

 特性:蓄電

 実数値:155(4)-x-90-197(252)-100-168(252)

 技構成:10万ボルト+気合玉+めざめるパワー氷+悪巧み

 テンプレ臆病CSZレボルト。コケコに強いヘドウェやバナに対して強いサイキネも魅力的だったがグライオンに笑顔になられたくなかったのでめざ氷。

 受け気味な構築に対してかなり強いのと、受けループに対してささやかな抵抗を行うことが可能(勝てるとは言っていない)。正直まったく信頼していないので(特に耐久面)よほど刺さっていると感じない限り出さない。改善枠。

 

基本選出はポリ2+ミミ/ガッサ+クチ/マンダもしくはミミ+ガッサ+クチ/マンダ。 

 

【総括】

 最終日になって急に調子がよかった回線が死に始め五回切れ、加えて実力負けや運気の低下も重なり1800チャレンジに突入したものの最終1900で終わるのが嫌すぎて6:00からバイトがある癖に出勤5分前までギリギリ潜り続けた。結果としては2000には戻れたものの構築自体が持つポテンシャルは非常に高いと思っている(思い込んでいる)ので、もっと上を目指したかったのが偽らざる気持ち。代償として6時間勤務~大学ムーブで死にかけました。もう2度と徹夜でバイトは行きません;;

 来季はやるとしたらまた別のクチート軸考える可能性が大だと思われるがポリクチミミガッサはSM環境における一つのクチート軸のテンプレ足りうるぐらいには強力だと思っているから増えそう(こなみ)。ポリミミガッサが強いだけとは言ってはいけない

 

 P.S.本当は深山幽谷ポリクチマンダとかいう格好つけた構築名にしたかったけどその仰々しさに数字が追い付いていなかった……

 

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