クチート使いの随想録

徒然なるままに

園児回想詩

一人、一人と
園児たちには親の迎えがやってくる
一人、一人と
僕はそれを見送った
日が昇り、燦々と輝き晴れ渡る頃には

隣の幼稚園からの叫声は波が引くように消えていった
日が落ち、空が黄金色に染まる頃には

仲間が一人ずつ減っていく
見送って、とうとう僕ともう一人

さあ今度は僕らの出番

夕闇の川沿いを

一日ぶりの母を後ろに

語り尽くせぬ星と歩んだ