クチート使いの随想録

徒然なるままに

【メモ】対戦で考えること

七世代のシングルレートにおける選出時間は1分30秒

一ターンごとに与えられた持ち時間は60秒

総合で10分あるが余程のことがない限りそれを使い切ることはないため割愛

 

この限られた時間内での思考量の多寡がその人のプレイングスキルの強さに直結していると思う

だが毎試合同程度の高精度で高濃度の思考をその時間内に行い切るのは人間である以上、例外はあると思うが、多くの場合困難であると思われる

故に、ある程度マニュアル化することが出来れば、質を保ったまま思考のショートカット、あるいはスタート地点をより前に、確固たる土壌の上に置くことが出来るのではないかと思った次第だ

実際にその準備に入る前に、上で「思考量の多寡」と言ったが、それに加えて最も重要なものを補足すると、それは「思考の結果」他ならない

もちろん端的に言えば、ボタンを押して取った行動が思考の結果そのものと言えるが、ここでの思考の結果とは「思考時間内に余裕を持って思考に基づいて下した判断」のことを指す

つまり、選出なら1分30秒の間に相手の選出予想、こちらが不利なこと、有利なことのあれこれを場合によっては複数パターンに渡って考え、その上で思考しただけに留まらず、最善だと思った答えを決定しなければならない。同様にして対戦時もそうである

だからこその難しさ、大変さだと思う

 

では実際の制限時間においての思考量をなるべく減らすため、出来ることと言えば「相手に左右されにくいもの」、即ち

①自身の構築は相手の目にどう映るか

②選出における思考の手順をマニュアル化し、考えを考える時間をなくす

が思いつく

①に関しては、他者依存である以上「相手に左右されにくい」はおかしいのではないか、と思うかもしれないが、依存しているのは技や持ち物等のテンプレ、警戒すべき構成と言った対戦において必須事項たる「共通認識」であるため、逆にその共通認識と自身の構築の差異を理解していないと足元をすくわれる可能性の方が大きいと思われる

では改めて①について述べると、その時その時の流行り(前シーズンで結果を残した構築など)、テンプレと照らし合わせて自分の構築は相手にどう映るか、それを正しく把握すること、それだけである

あとは選出であれ対戦であれその土台に基づいて思考すればいい

もちろん型バレ再戦等はまた別の話

 

次に②だが、対戦においては臨機応変だと思うため、主に選出における思考の手順を考えたいが、その手順というのもその人や構築種類によって様々だと思う

例えば、

①で自分の構築を正しく把握したため、(後々経験則も加わっていくと思うが)それに基づい相手の選出を予想する

その予想に基づいて選出を組んだところ予想外の個体に対応できるかも考える

などが挙げられると思うが、言いたいことはつまりそういった考えごとを「考える」と予め決めておくことだ

もちろん実際と思考の差異や合致をフィードバックし、精度を上げることができれば理想的である

このように対戦外で考えられるものは事前準備として予め蓄えておき、実戦において乱雑な思考を減らすことができればその精度も高まり、判断を下す余裕も増える=最善手を取れる可能性が高まるのではないかと思う

 

あと言うの忘れてましたが「思考を纏める能力」、これが最も必要不可欠なもので、それは訓練を通して鍛えるか、上で長ったらしく述べたように手順や内容を明確化することでまとめる時間を作ったり、まとめやすくしたりするかだと思います

 

というようなことを実践できればPSが上がるのかなーと思いました完

何事も行動するのが一番難しい……